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一般のみなさまへ

鳩レースについて

鳩レースとは、複数の愛鳩家が各自の飼育している鳩を持ち寄って、同一地点から(放鳩地)から同時に放鳩し、誰の鳩が速く帰ってくるか競うものです。
条件を公平にするため、放鳩地から各自の鳩を飼育している鳩舎までの距離を正確に測定し、鳩が帰るのに要した時間で割って、1分間のスピード(分速)を出して比較します。
レースに参加するには、記録機という特殊な時計が必要になります。鳩はあらかじめ番号を控えられたゴム輪を脚につけて帰ってきます。このゴム輪を記録機に入れて帰還した時間を記録するのです。
また、最近の記録機は自動的に帰還時間を記録する電子入舎システムの使用を認められ、鳩レースもデジタル化に向かいつつあります。
レースを実際に主催する団体としては、全国各地に競翔連合会があります。レースに参加するためには、連合会員とならなければなりません。

土鳩とレース鳩の違いについて

土鳩とレース鳩の違いについて
レース鳩はもともと、カワラ鳩をならして通信に使ったもので、鳩であることに変わりはありません。しかし、現在のレース鳩は数世紀の長きにわたり、改良淘汰が行われた結果、帰巣能力と飛翔能力が土鳩と比べ飛躍的に発達し、その形態も神社やお寺などにいる土鳩などとは、かなりちがったものになっています。
以下は、その身体的な比較です。

性別について

レース鳩の性別を判断するのは非常にむずかしいことといわれています。外見的にはオスはガッチリしたイメージで、メスはやさしいイメージをあたえるといわれています。以下はその代表的な判断基準です。

オスは体が大きく、くび、肩、両脚が丈夫そうに見えますが、メスの場合はそれが細めのものが多い。
頭が大きく丸いのがオスで、平らになっているのはメスが多い。
鼻瘤(鼻の白色部分)が大きいのがオスで、比較的小さいのがメスです。